東京の初夏の風物詩でもある予報士慶早戦が31日、
高田馬場で開催され、慶早の両予報士会が
交流をかわした。
予報士慶早戦は、隔年で慶應、早稲田が幹事をつとめて開催され、
奇数回の今回は、早稲田大学 稲門予報士会が幹事で高田馬場で行われた。
今回は、合わせて14名ほどの参加者があり、
前回に続き、今回も三田会側からの参加者が
早稲田側を上回った。
三田会はアウェーにも関わらず、完全に相手を圧倒しつつ盛り上がった。
* * *
また、毎年恒例の慶早予報対決は
早稲田側の圧勝かと思われたが
慶應がかろうじて引き分けに持ち込み、
通算成績を三田会の3勝0敗1引き分けとした。
2009 慶早予報対決 (2009.5.31 13時東京) |
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<>内は正解 |
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× |
くもり |
天気
<雨> |
くもり |
× |
○ |
20.5度 |
気温
<20.9度>
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24度 |
× |
× |
北 1m/s |
風向風速
<南南東1m/s> |
南東 2m/s |
○ |
両校1ポイントで 引き分け |
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この日は、最高気温の予想が26度と出ており、
雨は降っているものの
午前中は、時折、晴れ間も出て気温が上がっていた。
風も南風で、気温は12時の段階で22度を超え、
三田会関係者は「完全に負けを覚悟した(A氏談)」という程
完全に、早稲田有利の天気だった。
ところが、正午を回った頃から
辺りが一段と暗くなり、雨の勢いが増し
それに伴って気温も下降。
結果的には、1時間で約2度も気温が下がり
20.9度となった。
その後、また1時間でおよそ2度気温が上がった。
まさに神懸かりな気温の変化に
予報士三田会の田代予報部長は
「これが、我々の実力です。わははははーーー。
まぁ、最初から予想していたのですよーー。わはははーーー。
」と語り、
余裕の表情を見せた。
負け試合を引き分けにまで持ち込んだ予報士三田会には
各所で賞賛の声が上がっており、
来年の「引き分けを挟んで4連覇」に向け
より一層の期待が高まっている。
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来年は、予報士三田会が幹事で
セレブの街、銀座で開催される予定。

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