毎年恒例の、予報士三田会 慶早戦観戦部隊が31日
今年も組織され、
試合途中でゲリラ豪雨に見舞われ全員ずぶ濡れになりながらも
神宮球場で熱い声援を送った。
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今年で5回目を迎える
「予報士三田会 観戦部隊」は
今まで3勝1中止と、まさに無敗を誇る応援団として
今年もその動向と、試合結果が注目されていた。
折しも、雨が降ったり止んだりの天候のもと
朝9時に学生席のブラバンとなりのブロックに入場した観戦部隊は
周りの若いパワーや、前の列に座っていた座高が高い連中を苦ともせず
大きな声援を送った。
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試合は、慶應・小室、早稲田・福井の先発で
早稲田が先制し、慶應が逆転するという
手に汗握る展開となった。
早稲田は、その後、微妙なヒット(慶應のエラーに見える)や
ピッチャー福井の鮮やかなホームランなど
戦前の予想を超えた攻撃で再逆転に成功。
このまま早稲田ペースになると思われた。
しかし、5回裏途中、神宮球場をゲリラ豪雨が直撃し
ゲームは中断。
早稲田の勢いを断つ恵みの豪雨のため、
観戦部隊は球場の外に避難してテレビ観戦を続けていたが
早稲田との懇親会の時間が迫り、途中で球場を後にした。

↑外でテレビ観戦する観戦部隊
雨の中、試合はこの後、8回、9回と慶應が、
同点あるいは逆転のチャンスをつかみながらも早稲田が踏ん張り、
6対5で早稲田が勝利して、勝ち点をあげた。
これにより、予報士三田会観戦部隊が応援した試合は
3勝1敗1中止となり
初めての敗戦を喫した。
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初の敗戦について、観戦部隊の小川隊長は
「予報士三田会が最後まで見てれば、慶應も勝てたんですけどねぇ。
途中で帰ってしまいましたからねぇ。
ま、今年は、敗戦のうちに入りませんね。」
と、語り、予報士三田会観戦部隊の不敗神話を継続することを示唆した。
また、観戦部隊の及川二等兵は
「今年は、早稲田の観戦部隊が来てなかったみたいですねぇ。
ひょっとしたら、彼らが来なかったのが、早稲田の勝因では?」と
稲門予報士会観戦部隊 疫病神説を提唱した。
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予報士三田会観戦部隊が、最後まで応援していれば
試合は負けなかっただろうという声は
各所であがっているという。
また、及川氏が提唱した「稲門予報士会観戦部隊 疫病神説」も
信頼できる機関が検証作業に着手するという。
来年以降、「予報士三田会観戦部隊 不敗神話」と
「稲門予報士会観戦部隊 疫病神説」の真偽が
注目される。
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